“速報”横浜市人口ニュース

横浜市において、令和6年10月1日現在の人口は3,771,063人で、前年同月比で703人減少しています。特に青葉区の人口は、前年同月比で1,314人減少しており、著しい人口減少傾向が始まっていることがうかがえます。

青葉区の人口動態

横浜市の人口ニュースによると、2024年5月1日現在、横浜市18区において青葉区は最も人口が減少しています。また、2024年4月に横浜市は、2020年を基準時点とし2070年まで各年の人口推計も発表しました。

発表された推計値によると、横浜市全体の人口は、50年後に約2割減となる301万3000人となる見通しです。

令和6年5月現在の人口増減

横浜市の区別人口総数の前年同月比の増減は、令和6年5月1日現在、18区の中で青葉区が最も人口が減少しています。

横浜市の世帯数と人口(令和6年5月1日現在)

横浜市の世帯数と人口(令和6年5月1日現在)

横浜市人口ニュース(参照元:横浜市WEBサイト・横浜市政策経営局総務部統計情報課)

50年後、青葉区は約38%人口減少と推計

横浜市全体の人口は減少が続く中、5区(鶴見区・神奈川区・西区・中区・港北区)で2070年時点において2020年の人口を上回るとされています。しかしながら、青葉区は、歯科診療所の数が増える一方、令和6年現在において人口減少は既にはじまっております。出生数は減少し死亡数は年々上昇し、今後も人口については市全体と同様に減少していくことが予想されています。

2070年の青葉区については、人口が約38%、世帯数では約30%の減少となる推計が出されています。

区別人口動態 推計値の概要

区別人口動態 推計値の概要

参照元:横浜市WEBサイト 横浜市将来人口推計結果資料

横浜市の将来人口推計値

横浜市全体の将来人口の推計値によると、横浜市の人口のピークは2021年の377万9千人で、以降は減少が続く推計結果となっております。

横浜市の将来人口

横浜市の将来人口

横浜市の将来人口の推計値(参照元:横浜市WEBサイト)

青葉区の歯科診療所数

上記の通り、青葉区の人口はここ数年ほぼ横ばいでしたが、昨年(2023年)から減少がはじまりました。今後さらに人口減少が進むことが予測されています。

一方で、青葉区は、横浜市18区の中で最も歯科医療機関が多い地域です。歯科を含めた医療機関の数は引き続き増加しており、18区の中で比較しても青葉区は圧倒的に歯科医院が多い状況にあります。

横浜市18区別 歯科医院数

横浜市18区において、青葉区、港北区は歯科医院の最も多い地域となっています。

横浜市の歯科診療所数

横浜市の歯科診療所数

参照元:政府統計の総合窓口(e-Stat)

青葉区の歯科診療所数

青葉区の歯科診療所数は、年々増えております。特に駅周辺では飽和状態となっています。

青葉区の歯科診療所数

青葉区の歯科診療所数

参照元:政府統計の総合窓口(e-Stat)

上記の状況より、新規開設された施設が、先に開設した近隣の医療機関と重複する場合は、トラブルが発生することがあります。しかし、横浜市青葉区歯科医師会では、新規入会希望に対して何ら制限を行っておりません。周辺の医療機関(会員)と協調していただき、医療機関の適正配置を望んでおり、過剰な競争は避けるべきであると考えています。調和がとれた協力しあえる地域医療の発展を願っております。

青葉区で新規開業をお考えの先生へ

横浜市青葉区歯科医師会へは、現在も毎月のように新しい歯科医師の皆さまに入会いただいております。そんな中で今後も当会では、地域医療の発展と調和を図ります。決して、新しい歯科医療機関の開設を拒否する団体ではございません。

当会は、平成6年11月に青葉区が誕して以来、皆さんの支援のもとで活動してきました。地域や行政との緊密な連携を通じて、横浜市青葉区の歯科医療に関する情報を豊富に提供しています。地域の人口減少していく中でも、多くの歯科医師が活動する青葉区では、地域住民一人ひとりへより最適な歯科医療を提供できるように取り組んでいく所存です。

もし青葉区へ開業を予定している方や、当歯科医師会への入会を希望する歯科医師の皆さまは、不動産会社やコンサルタント会社の情報だけでなく、当会からの情報もぜひ参考にして検討いただけたら幸いです。ご質問がある場合は、横浜市青葉区歯科医師会事務局までお問い合わせください。

■横浜市青葉区歯科医師会事務局

TEL 045-984-5891(平日12:00~15:00)

入会の問い合わせ

入会をご希望の方は、当会へお問合せください。担当の歯科医師より改めてご連絡させていただきます。