毎年、歯と口の健康に焦点を当てた啓発イベントが行われています。6月は歯と口の健康週間(6月4日から10日)、11月はいい歯の日(11月8日)に因んだイベントが催され、歯科医による歯科健診や口の中に関する相談、歯科衛生士学校の生徒による歯みがきアドバイスなどが提供されます。これらのイベントは参加費無料で、大人から子どもまでが楽しめる健康促進の機会となっています。
イベントの様子
イベントの様子
新しいイベント情報はお知らせページでご確認ください。
年に一度の区民を対象にした口腔がん検診事業を行っております。また、定期的な研修会や口腔粘膜疾患の検討会で、歯科医師会会員の粘膜疾患に対するupdateを常日頃より行っております。大学病院や総合病院口腔外科との連携を密に行い、粘膜疾患の治療や前がん病変、そして口腔癌の早期発見に取り組んでおります。
行政と連携し乳幼児のお口の健康管理をサポートいたします。開催に関する詳細は、窓口となる青葉区福祉保健課へお問合せください。
乳幼児歯科健診
横浜市の乳幼児健康診査の一環として、乳幼児の歯科健診を当会歯科医師が担当いたします。歯科健診時には、むし歯予測テストなどを実施します。むし歯のあった方やむし歯リスクが高かった方へは歯みがき教室や定期歯科健診の案内など対応いたします。
乳幼児の歯みがき教室・歯科相談
区役所や地域施設で歯科衛生士による歯みがき教室や、歯科医師による相談会が開催されます。行政と連携し当会歯科医師や歯科衛生士が教室・相談を担当いたします。
- ニコニコピカピカ歯みがき教室:0~1.5歳頃の方を対象に、個別相談、歯みがき実習をおこなっています。
- 乳幼児歯科相談:0歳~就学前のお子様を対象に、歯科医師による歯科相談と歯科衛生士による歯みがき指導を行っています。
- 妊産婦歯科相談:妊娠中~産後1年未満の方を対象に、歯科医師による相談会を行っています。
横浜市では、妊婦歯科健康診査、歯周病検診を実施しております。歯科医師会では、皆様に安心して歯科健診を受けていただけるように、健診へ携わる歯科医師へ研修を実施しています。また、当会は行政と綿密な連携をとっております。当会所属の健診実施医療機関は、行政からの指示に基づき健診を実施します。歯科医師会所属の歯科医院を、ぜひご利用ください。
横浜市の妊婦歯科健康診査
妊娠中はセルフケアが十分にできないうえ、ホルモンの影響で歯ぐきなどに炎症が起こりやすいです。歯周病が重症化すると、早産や低体重の出産リスクも分かっています。妊婦歯科健診では、歯科医師の視診により、むし歯の有無、歯石の有無、歯肉の炎症の有無等を診査し、健診結果に基づく歯科保健指導を行います。対象の方は無料で健診を受けられます。
横浜市の歯周病検診
歯を失う大きな原因となっている歯周病の予防と早期発見を推進し、高齢期において健康で快適な生活が送れるよう支援することを目的として歯周病検診を実施しております。歯周病検診では、歯科医師の視診による歯の状況チェックが行われます。その他、歯周組織の状況、特定の歯の歯周ポケットを測定します。対象の方は、横浜市による費用補助を受けて受診できます。
学校歯科医とは、学校保健安全法に定められている「大学以外の学校で、歯科健康診断や歯科保健指導、歯科保健教育などの職務を非常勤で行う歯科医師」のことです。学校歯科医は、歯科医師としての身分を持ちつつ、教育者としての身分も併せ持つことになります。
学校歯科医は、学校保健安全法に定められた、学校歯科医の職務の準則に従い歯科医師であるとともに、教育者として学校のなかで活動を行います。当会所属の歯科医師が、地域の学校歯科医を担います。当会では所属の歯科医師へ学校歯科医の研修を実施しております。
横浜市青葉区では、青葉区歯科医師会、青葉区医師会、薬剤師会と連携し、災害時の救護拠点での地域活動に備えています。防災訓練や震災被災地支援活動も行っております。
特に歯科医師会では、避難生活が長期にわたる場合の口腔ケアに力を注いております。水不足が予測される中で、口の中を清潔に保つことは、免疫力低下を防ぐためにも重要となります。災害時の対応、災害時医療について、三師会と行政が協力して検討しております。
訪問歯科では、通院が困難(寝たきり、歩行困難等)で、歯科治療を希望される方に訪問歯科診療を行っています。当会は、患者様・ご家族の様々なご状況にあわせ、適切な訪問歯科医のご紹介する窓口「在宅歯科医療地域連携室」を設置しております。
訪問歯科健診
例年、横浜市の在宅要介護者訪問歯科健診事業により訪問歯科健診が実施されています。加齢に伴う口腔機能の低下は、感染症の発症や誤嚥障害など高齢者のADLに大きく影響します。そこで、通院困難な在宅高齢者を対象に訪問歯科健診を実施し、口腔機能の改善を図ります。
心身障がい者歯科診療は、横浜市歯科保健医療センター、市内総合病院等の医療機関と連携し、心身障害児・者の歯科診療を協力医療機関(歯科医院)で、実施しています。
休日ならびに夜間救急の歯科診療は、横浜市中区の「横浜市歯科保健医療センタ-」にて会員が交代で診療しております。
子どもを犯罪から守る「駆け込み寺」を増やすため、「こども110番のはいしゃさん」事業を展開しています。身の危険を感じた子どもが助けを求めて歯科医院へ駆け込んできた場合、医師やスタッフらはけがの有無を確認し、不審者の特徴や逃走方法などを聞き取って警察に通報いたします。青葉署と連携し、区歯科医師会所属の全150医院以上が協力体制です。少しでも不安に思うことがあれば、いつでも駆け込んで下さい。
歯科医療の向上、地域医療の発展などを目的として各種講演会を実施しております。各種施設や行政からの依頼を受けて口腔保健に関する講演、歯科医師はじめ医療従事者に向けた講演会・勉強会など、専門分野の講師による講演会を多数実施しています。地域住民の皆さま向けの講演会は、ホームページでもお知らせいたします。ぜひお役立てください。
オーラルフレイル(ささいな口の機能の衰え)を知っていますか?フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した暮らしを長く保つためには、オーラルフレイルに早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。オーラルフレイル対策の普及啓発に努めております。